4日目①

昨日家に帰るとマナミから
「明日仕事終わってからご飯行きませんか?」
とL○NEが届いていた

ついこの間行こうと言ってたばかりだか余程聞いてほしい話でもあるのだろうと行くことにした

『今日は…ユウトに会えないなぁ…』
毎日ユウトに会っていたので一日でも会えないと思うと寂しくなる自分がいる

仕事が始まる前にユウトから
「おはよ♡今日も会える?」
とメッセージがきた

今日はマナミとご飯を食べる旨を伝えると
「じゃあ、お昼の休憩中電話出来る?
声聞きたい!!」
と言うのでそれを楽しみに仕事を頑張った

ランチを素早く食べユウトに電話する
『もしもしお疲れさま!ご飯食べたよ〜!
ユウトは食べた?』

「お疲れさま 食ったよ」

『電話大丈夫なの?』

「大丈夫大丈夫
 今日さ先輩が体調悪くて休んでて残業になってさ
今日も会いたかったけど残業頑張って終わらせて
明日は会いたいんだけど」

『うん!明日は私も会いたいな!』

「じゃあ会おうな!
あっ!そうだ!俺達の事って誰かに話した?」

『ううん…誰にも言ってないよ?』

「あのさ俺はすっごーく信用の出来るツレがいてタカシつて言うんだけど、タカシにだけは俺とアイの事を言ってあるんだ」
友達に私の事を言ってもらってることが凄く嬉しかった

「アイもさ凄ーーく信用出来るツレに俺達の事を話してもいいから」

『ホントにいいの?』

「いいよ。アイだって誰かに聞いて欲しいこととかあるだろうし、もし何かあった時に事情を知ってる奴がいると安心する」

『嬉しいっ!ありがとう!!』
私は今日早速マナミに言うことにした

「昼からもがんばれよ!」

『ユウトもね』
電話を終わらせると早くマナミに言いたくて言いたくて仕方なかった

ユウト3日目⑤

アイを見送り自分の車に乗ると携帯が着信を知らせるランプが点滅していた

確認すると美香から10回…イヤ20回は軽く着信があった
タカシからも5回鳴っていた

メールも開いてみる
『はっ?残業って何?
断れないの?ってか断ってよ』
案の定美香からのメールの内容

『…ハァー…』
幸せな気持ちだったのが一気に地獄に突き落とされた気分だ
まずタカシに電話した

『もしもし!ユウト!やっと出たくれたよ〜』

「おつかれ!今日はすまなかったな
タカシのお陰でアイにすぐに会えたよ
ありがとう」

『それは良かったよ
けどな…お前が帰ったすぐ後に美香ちゃんから会社に電話かかってきたぜ』

「…はっ?…マジかよ」

『たまたま電話の直ぐ側にいたのが俺だったから出たらさ美香ちゃんだったんだよ
ユウトにメールしたけど返事ないって電話にも出ないって…』
会社に電話まで…ってどこまで俺を監視すりゃいいんだ?
怒りがこみ上げる

『今、ちょうど手を離せない大事なとこ塗ってるからって誤魔化しといた』

「タカシ本当にすまない!!今度メシ奢る!」

『それより早く家に帰れよ。メシ楽しみにしとく』

俺は怒りを押さえられず家に急いだ

家に入ると美香がさっそく
『何時だと思ってるの?
何でメールも電話も出ないの?
残業断れって言ったよね?
そんな職場辞めたらいいのよ!!
タカシくんとの付き合いも考辞めてくれる?』

俺の中の何かがキレた

「うるさいっ!!!!!!」
自分でもビックリするぐらいの怒鳴り声
「お前いい加減にしろよ!俺を監視して何が楽しいんだ!!!
何が会社辞めろだ?何がタカシとの付き合いを辞めろだ?
お前との結婚を辞めてやるよ!!」
カッとなり一気にまくしたてた

美香は俺がそんな風に怒鳴るだなんて思っても見なかったのだろう…
口をあんぐり開けたまま突っ立っていた

「とにかくこれからもお前の指図は受けない」
冷たく言い放ち自分の部屋に入る

「………アイ…」
こんな時でもアイの事しか頭に浮かばない
ふと服からアイのニオイがする

…今すぐ会いたい
…声が聞きたい
…触りたい
…抱きしめたい

…アイ…俺とずっと一緒に…

そんな俺の気持ちを美香は見逃すわけもなく動き出していた

ユウト3日目④

…うわっ(>_<)
服の上からでも大きいって分かるし柔らかいんですけど…
「初めて見た時から大きっなぁって思ってたけど本当に大きい!
触ってみてもっとよく分かった」

俺は何度も形を確かめるように撫でる
それだけでも幸せを感じる

『…んっ……』
可愛い声に堪らなくなる
…もうちょっと直に感じたいなアイを…

「気持ちいい? 服の中に手入れていい?」
頷くアイ

ソっと手を入れブラジャーの上から触ってみる
…やばいっ!何なのこの柔らかさ!!

「俺の手の中に入りきらないぐらい大きい!」
…俺の手かなり大きい方だと思うけど半分以上溢れてるし…

少しだけ揉んでみる
…んーダメだ直接触りたい

『……直に触ってもいいよ…』
またもや可愛い事を言う
…もしかして煽ってる?

「触って欲しいの?フフ…アイってもしかしてエロ い?」
みるみる真っ赤になるアイの顔

『もう!違うよー! そんなこと言うなら触らせてあげないし』

「ごめんごめんアイ。怒らないでね。
俺の手ね仕事終わりでかなりガサガサで荒れててね 直に触るとアイの肌が傷がつきそうなんだ」
仕事終わりで慌ててアイに会いに来たものだから手はガサガサに荒れ放題

手を見せる
こんな手で素肌を触るだけで軽く引っ掻き傷が出来るだろう
…好きな女が目の前に居てこんな雰囲気で触っていいって言って貰えてそりゃ触りたいよ!!
アイを傷つける訳にはいかねえからな…

「本当は触りたくて触りたくてたまらないよ」
自分を落ち着けるためにギュッと抱きしめた

『そうだ!ちょっと待って…』
アイは自分のカバンをゴソゴソするとハンドクリームを取り出した

『コレ…持ち歩き用に買ったんだけど良かったら 使って!』
…コレって声かけた日に塗ってくれたハンドクリーム
だよな?
このおかげて今こうして一緒に居れる

「貰っていいの?」

『いいよ!毎日塗ってね』
…そういやコレって治療も出来るって確か言ってたな
これで治ったら素肌に触れるよな?
その時は抱いていいよな?

「コレを塗って手の荒れが治ったら…
アイのこと思いっきり抱いてもいい?」
更に抱きしめる

『…うん…抱いて欲しいな…』

「あーもうー可愛いすぎてどうしよう!! 早く治さないとな!」

『フフッ… あっ!そうだ!
仕事が早く終われる時に私のアパー トに来てくれる? ゆっくりユウトにくっつきたいから…』

「いいの? その時は遠慮しないよ? 思い切り抱くから覚悟しといてよ!」

軽くキスをしまたギュッと抱きしめる
アイの身体の形を刻みたくて何度も何度も撫で確かめる

「よし!パワー貰ったし明日も仕事頑張れる!」
…アイに会えるだけで疲れなんて飛んでいく

アイから貰ったハンドクリームをしまい名残惜しいが自分の車に戻り帰る

…何で別々の場所に帰らないといけないんだ…
…何で…俺は家庭があるんだ…

…どうすればいいんだ?

ユウト3日目③

「えっ?」
…ちょっとアイさんあなた何て言った?
触っていいってハッキリ言ったよな?

『…あの…えっと…何でもないから…!!』
どうやら自分の言った言葉にアイ自身も驚き恥ずかしくなったようだ

そんなアイの気持ちが非常に嬉しくて嬉しくてけど真剣に受け止めようと思った

「ハッキリ聞こえたよ。
いいの?そんな事を言うと 本当に止められないよ?」
恥ずかしさをまだ隠せないアイの頭を撫でてやる

『ユウトに触って欲しいの…
私がどんなにユウトが 好きか知ってもらいたいの…』 …震えてる…
アイの気持ちをアイなりに伝えてくれてるのが痛いほどに伝わってくる

…じゃあ俺の気持ちはどうやったら全部伝わる?
どうやったら伝えてやれる?

「…アイ…俺の膝の上においで」
向かい合わせになるように膝の上にアイをまたがらせた
アイのおでこに自分のおでこをくっつける

『重いよ私…』

「ホントだ!重い…フフ
なーんてウソ!全然軽い軽い!」
まだ少し震えてるアイ

「アイ…俺ね…本当の本当にお前を大事にしたいんだ… アイの事を抱こうと思えば今すぐにでも簡単に抱く事がが出来るよ
正直抱きたいと思ってる… でも…身体だけじゃないん だ…
一緒に居れるだけで 幸せなんだ…
だからアイの気持ちをもっともっと俺に頂戴…
俺の気持ちもアイにもっともっと渡すから…」
うまく言葉に出来ないが俺なりに伝えた

『……っ』
大きな目から大粒の涙がこぼれる …
…少しでも伝わったかな?

「アイが俺に今すぐ抱かれてもいいよーって言うなら抱くけど(笑)」
涙を拭いまぶたにキスをした

俺の首に腕を巻きつけ精一杯抱きしめるアイ
『ユウト…私を見つけてくれてありがとう…
私の気持ちは…いつでもユウトのそばにいるからね…』

「うん…俺から一生離れるなよ…」
可愛くて可愛くて仕方なくてどこもかしこも俺のものにしたくて耳に優しくキスをした

『……んんっ』
アイは身体をビクッとさせ 色っぽい声を出した

「…ん?!もしかして耳弱い??」
もう一度耳にキスし優しくフッ!と息を吹きかけてみた

『…あっ…やっ////////』
更に 色っぽい声が漏れる
…ちょっと待ってアイさん、そんなヤラしい声出されたら分身が…

「…えーっと…そんな声聞かされたら…
またもや俺の分身が…暴れるんですけど(笑)」
…落ち着け分身!

そんな俺の気持ちを知ってか知らずかアイからキスをしてきた
『チュッてしたかったからしちゃった…』
…分身がマックスですよ!アイさん!!
どうしてくれるんだーーー!!!

「……ごめんっ!偉そうなこと言ったけど限界かも…!!」
我慢出来なくてキスをした
もっとアイを求めて少し開いたアイの唇に舌を入れる アイの舌を見つけると離すまいと強く絡め吸い上げる

『…んんっ…あっ…』
何度も何度も絡める
アイの力が抜けていくのが分かる

…まだ足りない!
まだまだ舌を吸いあげる
感じてくれているのだろうか目がトロンとし俺に全身を預けてくる

…少しだけ触らせてアイ…
俺もいっぱいいっぱいなんだ

そっと胸を触った

ユウト3日目②

…残業引き受けちまったけどアイに会いたい…
…何時に終わるか分からねえしどうしよう…

悩んでいたところにアイからL○NEが届く
『おつかれさま♡
今日ね仕事終わって美容院行くことになったから会えないかも…』

…あれ?これって逆に良かったんじゃない?
アイが美容院行ってる間に俺が残業サッサッと終わらせるとちょっとでも長い時間一緒にいれるよな?

「えっー!!
会いたいよ~ 俺、残業になったから美容院終わったら一応連絡し てみてね」

『了解です♡』
… 良かったー会えそうだ!
よし!残業頑張りますか!!                                            

美香には
「残業。何時になるか分からない」
とメールを送った

何か返事がきたがロクな返事じゃないだろうと読みもしなかった

残業はタカシと一緒と言うことで早く片付いた
俺がアイに会うために気を付かって頑張ってくれたみたいだ

急いで片付けをし携帯を見るとアイから
『美容院終わったよ』
とメッセージが届いていた

タカシが
『ほら早く電話してやれよ
向こうも待ってるぞユウトの事!
後は片付けといてやるよ』

「タカシすまない助かる!」
本当にタカシには感謝してもし切れない

慌てて車に乗り込み電話をかける

『もしもし おつかれさま♪』
すぐに繋がった
アイの優しい声に会いたさが押し寄せる

「おつかれさま!残業終わったよ!会える?」

『うん!会えるよ!』

「じゃあ昨日の河川敷で」
待ち合わせの河川敷に急ぐ

今日もアイが先に待っていた
中をのぞくと後部座席に座っていた

「待たせてごめんね!」
隣に乗り込む

何というのかやっぱりアイの温かい雰囲気…空気…存在自体が癒される

…くっつきたいのに急いでたから汚い格好のままだ…
アイを汚してしまうな…

アイを汚してしまわないようにと少し距離を開けて座っていた

しかしアイが俺をギュと抱きしめた

「わっ!ビックリした!!
仕事終わりで汚いから汚れるよ」
…ちょっと何なんだ!この嬉しすぎる行動は…


『私だって仕事終わりだよ 。汚いとか関係ないよ
私がユウトを抱きしめたかったの…
ギュってしたかったの…』
もっと強く抱きしめられた

「やっぱ何でそんなに可愛いの?
こっち向いてよく顔を見せて」
ゆっくりと顔をあげ俺を見る

前髪を切ったみたいで若く見えてたのが更に若く見える
本当に可愛いと言う言葉がピッタリだ

「前髪切って更に可愛くなったよ」
そんな俺の言葉に凄く嬉しそうな顔をし胸に顔を埋めかまたギュッと抱きしめられた

…愛おしい
初めてそんな風に思った

…うーん…胸、当たってるよな?
超やわらかいですけど…
あっ!ヤバイっ!!分身が…!!

「………アイ」
…これ以上抱きしめられてたら分身が更にヤバくなりますよ!

『どうしたの…?』

「えーっと…胸が当たってヤバイんですけど…」

『?』
…分かんねぇか男の気持ちは…

「…だからアイの胸が当たって俺の分身が暴れそう になってます!!」

『…………あっ!!////////////えーっと…』
…焦ってる焦ってる!
一人でパニクってる姿も愛おしい

「分かってくれた(笑)?」

『えーっと////////えっと』
…あはは 更に焦ってるな
照れてるし!それさえも本当に可愛いな

しかしそんなアイから出てきた言葉は意外なものだった
 
『…触ってもいいよ…』

ユウト3日目①

いつも休み明けの仕事は怠い
それも連休明けは特にやる気がなかなか出なかった

しかし今日は違った
アイの事を考えるだけで作業も進むしテキパキと働ける

タカシに早く報告したくてウズウズしていた
そんな俺にタカシも気付いたのかソワソワしている感じがした

ようやく昼になり二人で弁当を広げる

『さてと何があったか聞かせてもらおうか?
言いたくて言いたくてウズウズしてたみたいだしな』
やっぱり気付いていた

「やっぱ分かった?
早く話したくて話したくて昼までが長く感じた」
弁当を食べながら俺は一昨日と昨日の話をした

『…………』
弁当を食べ終わったタカシは驚きを隠せないようで

『ちょっ…お前っ…展開早過ぎねーか?
イヤ…ニヤけた顔してたから話ぐらいは出来たんだろうぐらいに思ってたけど…まさか…そんな事になってるなんて!!』

「お前のおかげだよ
お前が背中押してくれなかったら声さえかける事も出来てなかった」
本当にそうだ
タカシに相談にのってもらったからこそアイと出逢えたんだ

「ありがとうタカシ」
感謝してもしきれない

『いやいや頑張ったのはお前だよ
けどまた何かあったら相談ぐらいにはのるよ』
ようやく驚きから落ち着いたようでペットボトルのお茶を一気に飲み干した

「さてとアイにL○NEでもしよっと♪」

『はいはいどうぞ
お前のその浮かれた顔気持ち悪いぞ
けど久しぶりにそんなにいい顔してるお前見たよ』
若干呆れたような口調だが応援してくれてるのが分かる

『けどさ…美香ちゃん大丈夫か?
二日続けてそんな態度取ってたらさすがに美香ちゃんも気付くんじゃねえの?』

「そんな事ないよ
アイツは自分の事さえ良けりゃ俺の事なんてどーでもいいんだよ」

『でもさ万が一って事もあるんだから何か言い訳とかさ対策考えとけよ』

「うんまぁそうだな…」



俺はタカシの忠告を軽く考え過ぎていた
この時もっと真剣に考えておくべきだった



『それにしてもそんなにいい女?
一回会ってみたいよユウトをそんなにまで惚れさせるなんて…
あっ!そうだ!目だけの写メ見せろよ!!』

「はっ?ヤダよ!俺だけのだからな」
とか言いながらサッと見せる

「綺麗で可愛いだろ?」
ニヤける俺

『イヤイヤそんなサッとじゃよく分かんねーよ
もっとよく見せろよー!』
もう一度サッと見せるが先程より長く見せた

『パッと見だけど絢○と磯○さ○かを足したような感じだな』

「誰かに似てると思ってたけど確かにそうだ!
そのとおりだ」
チラッと写メを見ただけのタカシの観察力に感心した

『今度ホントに一回会わせてよ
変な意味じゃなくて…』

「うん分かってるよ
心配してくれてるんだろ?
アイに聞いとくよ」


タカシに報告し終えた俺はようやくアイにL○NEを送った
ーおつかれさま!今日も会える?

その時俺達のもとに社長がきた
ータカシとユウト申し訳ないんだけど今日って残業頼める?
加藤が調子悪いって早退したんだ

残業って…アイに会えなくなる…
しかし仕事は仕事でしっかりしないと…

『俺は大丈夫っす』
タカシが先に答えた

「俺も大丈夫です」
残業を引き受けた

3日目③

「初めて見た時から大きっなぁって思ってたけど本当に大きい!
触ってみてもっとよく分かった」
ユウトは優しく包み込むように胸をなでる

揉むというよりも形を確かめるように撫でていく

服の上からでは何だかもどかしい

『…んっ……』
それでも何度も触られると次第に気持ちよくなってくる

「気持ちいい?
服の中に手入れていい?」
コクンと頷く私

ソーッとユウトは手を入れるとブラジャーの上から触ってきた
「俺の手の中に入りきらないぐらい大きい!」

ブラジャーの上から優しく揉んでくるが直接触ろうとしない
接触って欲しくなる

 『……直に触ってもいいよ…』

「触って欲しいの?フフ…アイってもしかしてエロい?」

『もう!違うよー!
そんなこと言うなら触らせてあげないし』

「ごめんごめんアイ。怒らないでね
俺の手ね仕事終わりでかなりガサガサで荒れててね
直に触るとアイの肌が傷がつきそうなんだ」

そう言うと触っていた手を服から抜き見せてくれる
確かにかなり荒れている

「本当は触りたくて触りたくてたまらないよ」
ユウトは切ない声で私をギュッと抱きしめた

『そうだ!ちょっと待って…』
私は自分のカバンからハンドクリームを取り出した

『コレ…持ち歩き用に買ったんだけど良かったら使って!』
初めて会った日に手に塗ってあげたハンドクリーム

「貰っていいの?」

『いいよ!毎日塗ってね』

ユウトはハンドクリームを見つめ何かを考えている
そして何かをひらめいたのかパッとこっちを見て

「コレを塗って手の荒れが治ったら…
アイのこと思いっきり抱いてもいい?」
またもやギュッと抱きしめてくれる

『…うん…抱いて欲しいな…』

「あーもうー可愛いすぎてどうしよう!!
早く治さないとな!」

『フフッ…
あっ!そうだ!仕事が早く終われる時に私のアパートに来てくれる?
ゆっくりユウトにくっつきたいから…』

「いいの?
その時は遠慮しないよ?
思い切り抱くから覚悟しといてよ!」

軽くチュッとキスをしもう一度ギュッと抱きしめると何度も私の体を撫でていく

「よし!パワー貰ったし明日も仕事頑張れる!」
そう言うとハンドクリームを大事そうにポケットにしまい帰っていった

『…ハァー…』
ユウトに触られた身体が熱い…

早く抱いて欲しくてたまらなくなっていた