3日目③

「初めて見た時から大きっなぁって思ってたけど本当に大きい!
触ってみてもっとよく分かった」
ユウトは優しく包み込むように胸をなでる

揉むというよりも形を確かめるように撫でていく

服の上からでは何だかもどかしい

『…んっ……』
それでも何度も触られると次第に気持ちよくなってくる

「気持ちいい?
服の中に手入れていい?」
コクンと頷く私

ソーッとユウトは手を入れるとブラジャーの上から触ってきた
「俺の手の中に入りきらないぐらい大きい!」

ブラジャーの上から優しく揉んでくるが直接触ろうとしない
接触って欲しくなる

 『……直に触ってもいいよ…』

「触って欲しいの?フフ…アイってもしかしてエロい?」

『もう!違うよー!
そんなこと言うなら触らせてあげないし』

「ごめんごめんアイ。怒らないでね
俺の手ね仕事終わりでかなりガサガサで荒れててね
直に触るとアイの肌が傷がつきそうなんだ」

そう言うと触っていた手を服から抜き見せてくれる
確かにかなり荒れている

「本当は触りたくて触りたくてたまらないよ」
ユウトは切ない声で私をギュッと抱きしめた

『そうだ!ちょっと待って…』
私は自分のカバンからハンドクリームを取り出した

『コレ…持ち歩き用に買ったんだけど良かったら使って!』
初めて会った日に手に塗ってあげたハンドクリーム

「貰っていいの?」

『いいよ!毎日塗ってね』

ユウトはハンドクリームを見つめ何かを考えている
そして何かをひらめいたのかパッとこっちを見て

「コレを塗って手の荒れが治ったら…
アイのこと思いっきり抱いてもいい?」
またもやギュッと抱きしめてくれる

『…うん…抱いて欲しいな…』

「あーもうー可愛いすぎてどうしよう!!
早く治さないとな!」

『フフッ…
あっ!そうだ!仕事が早く終われる時に私のアパートに来てくれる?
ゆっくりユウトにくっつきたいから…』

「いいの?
その時は遠慮しないよ?
思い切り抱くから覚悟しといてよ!」

軽くチュッとキスをしもう一度ギュッと抱きしめると何度も私の体を撫でていく

「よし!パワー貰ったし明日も仕事頑張れる!」
そう言うとハンドクリームを大事そうにポケットにしまい帰っていった

『…ハァー…』
ユウトに触られた身体が熱い…

早く抱いて欲しくてたまらなくなっていた