ユウト4日目①
昨日は飯も食べず風呂に入ってすぐ寝た
腹が減って目が早く覚めた
しかし家では飯を食う気にもなれず美香の顔も見たくない
仕事に行くまでにはまだまだ時間があったが家に居たくなかったのでサッサッと家を出た
タカシに話したい事があり早めに家を出れないかメッセージを送ってみる
すぐさま了解の返事を貰い朝マ○クをすることにした
「朝早くからごめん
昨日も色々と迷惑かけてごめん」
『いや俺は全然いいんだけど…大丈夫だったのか?』
美香との昨夜の事を話した
タカシは黙って聞いる
『で、どうするの?美香ちゃんと別れるのか?』
「…そのつもりで考えている。
簡単にいかない事も分かってる。けどアイの居ない人生なんて考えられないんだ…」
『ユウト…お前…本当にアイちゃんの事が大事なんだな。今まで見たことのない幸せそうな顔してる。』
「うん…大事…手離す事なんてしない。
こんなにも人を好きになる事なんて初めて。
今までにない気持ちでアイを大切に想ってる。
出逢えて良かった…
アイのことを幸せにしてやれるのは俺しかいないって思ってるし、俺のことを幸せにしてくれるのはアイしかいないと思ってる…」
『………うん…よし!!
ユウトの気持ち無駄にしないように応援するよ!!出来ることがあれは何でも協力する!!』
「タカシには本当に助けられっぱなしで感謝してる。
これからもまだ迷惑かけると思うけど相談させてもらうと思う。」
『そんなに改まらなくていいよー
けどアイちゃんには絶対会わせろよな!
…そういやぁ…アイちゃんって誰かにお前達の事を言ってるのか?』
「ん?いや…誰にも言ってないと思うけど…」
『お前はさぁ俺に相談してくるけどさ、アイちゃんも何かあった時とか誰かに相談したくなるんじゃない?
気持ち的にしんどい時とか…』
そうだ…俺が話しを聞いてやれない時だってあるだろうし…アイにだって協力してくれる人がいるはずだ。
「アイに言ってみるよ」
『うん。そうだ!そうした方がいいぞ!
よし仕事行くか!』
やっぱりタカシには頭が上がらない
早くアイを会わせてやりたい